30代でゲイでHIVで

まずは自分の記録のため、いつかは人の役にたてると良いなと思います。

保健所での検体採取

保健所が実施する検体採取と結果告知の流れについて、

これはおそらく自治体によって実施方法は異なると思うので、ひとつのケースとして受け止めてもらいたいのだが、

 

検体採取については予約は不要であった。

当日、無人の受付に設置されている番号札と問診票を受け取り、番号が呼ばれるまでの間に問診票を記入する。セックスの相手に関することや、薬物使用に関することなどセンシティブな内容が多いため、答えたくない項目を答える必要はないそうだが、特に気にせずありのまま回答をした。

 

すぐに保健師に番号を呼ばれ、問診票を見ながらさらにいくつかの質問を受け、雑談をしながら和やかな雰囲気の中採血をしていただいた。落ち込んでいる人や緊張している人も多く検査にくるのであろう。保健師の方の優しい配慮には頭が下がる。

そもそも保健所は新型コロナ対応で大変な多忙を極めているはずである。そんな中この貴重な機会を設けてもらったことに今更ながら感謝したい。

 

さて匿名のため採取された検体は番号で管理され、検体番号を記した半券が渡される。結果を聞きに来る日として1週間後以降の日を指定するのだが、ちょうど1週間後の日を指定した。半券がなければ結果は絶対に伝えないということ、必ず結果を聞きにきてほしいということを念を押された。

 

結果を聞きに行くことを忘れてはいけないので、スマホのカレンダーに登録をしただけで、それまでの1週間は検査を受けたことすら忘れて過ごしていた。

恋人のハルトには検査を受けた話をしたし、近所に住むの仲良しお姉さんのキョウコさんにもノロケ話をした流れで検査のことを話してしまった。

 

しかし今となっては結果が出る前に、むやみに検査を受けたことを話すべきではなかったと反省している。