身体障がい者手帳・更生医療の申請
医師による診断書・意見書が揃ったので、その翌日に早速役所の障害福祉課に申請手続きに行った。
病院からの説明に加えて、事前にホームページなどで必要書類については確認しておいた。
自分の場合は必要なものは次の通り。
・医師による診断書・意見書
・顔写真(4cm×3cm)2枚
・健康保険証のコピー
なお住民税を納めている自治体と申請手続きをする自治体が今回は同じだったので、納税額などの確認のために情報は勝手に見といてね。という同意をしたが、そうでない場合は納税額が分かる資料がいるといったことが書かれていた気がする。
ちなみに更生医療は特定の疾患(今回の場合はHIV治療に関わるもの)に限って補助が受けられる仕組みであるため、予め病院と薬局を指定しなければいけない。
所得制限があるものの、医療証が支給された場合は全ての医療に対して補助がされるそうなのだが、おそらく私の場合はそれには該当しないのではないかと思う。
まぁ贅沢なことは言えない。HIV治療の支援があるだけでも十分ありがたいと私は思う。
障害福祉課の窓口は、住民票などを受け取るためのたくさんの人が行き来する場所とは違っていて、プライバシーも守られ、またしっかり相談ができる環境だった。
障がい者手帳の申請の受付担当と、更生医療の申請の受付担当では担当者が異なるようで、順番に説明を受ける流れであり、連携がうまくされるのかが少し心配になったが、そのあたりも説明をしていただけたし、すでに治療を開始していることを考慮し、なるべく急ぎでの手続きを申し添えておくとの気づかいもしていただいた。
ちなみに医師の意見書には、なるべくスムーズに認可がされるように配慮された症状や治療の状況についての説明が書かれていて、その点においての医師の配慮にも改めて感謝の気持ちになった。
なおこの後の手続きはコロナ禍ということもあり、全て郵送で送付されてくるという。
更生医療の適用が決まったら、あとはそれをもって病院や薬局を利用することになるが、すべきことが一通り終わったと思うと、やれやれというかホッとした気持ちになった。