30代でゲイでHIVで

まずは自分の記録のため、いつかは人の役にたてると良いなと思います。

12月の受診 急展開

前回の受診から3ヶ月後の受診。 高血圧と体重増加を指摘され、3ヶ月間で3kgの減量を決意したが。 結果的に8kg程度痩せた。 しかしこれが喜ばしいことだけ でもなかったのです。 仕事が原因で、心因的な体調不良を起こしてしまい、仕事を休むことになった 真…

9月の受診 慣れとゆるみ

6月に受診し、3ヶ月分の薬を処方されて以来の受診となった。 8月末に飲み忘れが1回あったことが気になっていたのでそのことを告げると、 飲み始めて約5ヶ月後に1日忘れただけなら服薬率99%以上なので全く問題なし だと担当の医師からも毎回面談をする薬剤師…

危惧していた事態 初めての飲み忘れ

毎日1錠の服薬 目立った副作用もなく 思ったよりも早くに日常生活の一部となった しかしこのたった1錠の薬を 飲み忘れることも飲み過ぎることも とても大きなリスクである わかってはいたものの、その日がやってきてしまった。 毎朝8時を基準時間としてスマ…

服薬3ヶ月後の受診 検出限界以下

更新を忘れていましたが、ビクタルビ服薬開始3ヶ月後の6月にも受診しました。 本来なら、5月の受診を最後に、以降は3ヶ月に一回の受診で良いそうなのだが、自分自身の健康保険証の切り替えのタイミングが重なり、自立支援更生医療の適用がややこしくなるとい…

服薬開始 2ヶ月後の受診 服薬の効果は?

服薬開始以降約2ヶ月後、2度目の受診となった。 前回の受診時には障害者手帳がまだ手元になく、自立支援更生医療が適用になるかどうかが未定だったため、会計が保留となっていた。手帳交付日が前回の受診日よりも前だったため、無事に前回の受診分から適用さ…

ワクチン3回目接種

新型コロナのワクチンについて さまざまな意見や主張があるけれど 私は元々 新型コロナに対して 過度に不安に思うこともなかったタイプである。 誤解を恐れずにいうと、風邪やインフルエンザが流行っているのと何が違うのかなと思っていたくらいである。(も…

障害者手帳が届く

市役所の障害福祉課に手帳交付の申請をして約1ヶ月であるが、障害者手帳が届いた。 コロナ禍ということでもあり、原則郵送でのやり取りになるそうで、ポストに届いていた。 親には一切病気のことを話していないので、郵便物に親が気づくとややこしいなとは思…

服薬開始から1ヶ月後の受診

エイズ治療の地域ブロック拠点となっている大病院に初めて受診をしてから約2ヶ月。 なんだかんだあって この病院に来るのも5回目となった。 都会の病院だからなのか、毎回 病院のスタッフみなさんが非常にスマートに対応いただけることがとにかくありがたい…

どこで感染したのか・・・ 過去の性生活を振り返る。

ここまで、HIV感染が判明してから治療を開始し、自治体への障害者手帳等の申請するまでのことをバタバタと事実を淡々と記録してきた。 ブログに書き始めたきっかけは、HIV陽性が分かってからあまりにも色々なことが一気に押し寄せて、自分の気持ちが何に基づ…

服薬の日常 ピルケースとアプリ

抗HIV薬ビクタルビによる服薬治療を開始した。 心配された副作用は全く自覚しない。 薬剤師から参加協力を依頼されたスマホアプリを通じた副作用問診でも全て該当しないと回答している。 副作用といえば、1ヶ月ほど前に、梅毒治療のために服用していたアモキ…

恋人の2回目の検査結果

ハルトは一人で2回目の検査に行ってくれていた。 1回目の検査はHIVと梅毒ともに陰性であったが、 HIVに関しては、検査で検出される状態になるまで時間(2~3か月)とのことから、日を置いて再度検査せねば。という話になっていた。 1回目の時には検…

身体障がい者手帳・更生医療の申請

医師による診断書・意見書が揃ったので、その翌日に早速役所の障害福祉課に申請手続きに行った。 病院からの説明に加えて、事前にホームページなどで必要書類については確認しておいた。 自分の場合は必要なものは次の通り。 ・医師による診断書・意見書 ・…

診断書の受け取り 驚きの結果 その2

HIV陽性者は免疫機能障害という内部障害ということで、身体障がい者手帳の申請をすることができる。その目的は高額な治療費に対する自己負担を軽減するための、自立支援医療(更生医療)の適用を受けるためである。 免疫機能障害に関する身体障がい者手帳…

弟への告知

自分がHIV陽性であると発覚してから約2か月。 幸いにも理解のある恋人がいたこと、また同じくHIV当事者であるゲイの友人2名に打ち明けることができたことで、一人思いつめるということもなく過ごすことができた。 しかし、この先やはり家族の誰かが知って…

ビクタルビ服薬開始

2回目受診の翌日から抗HIV薬である、ビクタルビ配合錠の服用を開始した。 毎日決まった時間に1錠飲むだけ。時間を決めれば朝でも夜でも関係ないという。 食事の影響を受けないので、食前食後空腹時いつでも構わないという。 なお時間を決めるとはいうものの…

2度目の受診 抗HIV薬の処方

長いようであっという間に初回受診から4週間が経った。 この間、新型コロナ陽性者の濃厚接触者となり、1週間の自宅待機という少しヒヤリとすることがあったり、梅毒治療のために服用していたペニシリン系の抗生物質のアモキシシリンのアレルギー皮疹が出たり…

HIV陽性の友人 国を超えた支え合い

ペニシリンアレルギーによる皮疹は1週間ほどで落ち着いた。その後体調の変化はない。 CD4の下がったHIV陽性者であるということを忘れてしまいそうな日々を過ごした。仕事が忙しかったということもあるし、ハルトと仲良く過ごしているということもある。 さて…

突然の発疹 緊急受診

毎朝出勤前には湯船に浸かるようにしているのだが ある朝 湯船に浸かってふと腕を見ると 1−2cm大の赤い皮疹が広がっている ヒョウ柄のようになっているのだ 何だろうと思ったけど 痒くも痛くもないのでそのまま出勤をした。時期にしては随分と寒い日ではあっ…

迫り来るコロナ

免疫が低い状態なので 慎重に4週間を過ごそうと思っていた矢先 新型コロナの陽性者の濃厚接触者となってしまった。 静かに2人で ではあったものの会食だ。 念のために自宅待機を余儀なくされたけれど、幸い自分は検査の結果陰性であった。 結果的に1週間自宅…

免疫が低い人の新習慣

免疫が低い状態であることを知りながら なすすべのない4週間の過ごし方について あまり怪しげな民間療法を試すつもりはなかったけれど まぁ体に良いことをするに越したことはないだろうと思い次のことを意識するようにした。 ・基本的に加熱したものを食べる…

恋人への初回CD4値の報告

衝撃的なCD4値を知ったが 何となくハルトにはLINEなどで全く結果について触れずにいた もともとその日の夕方に会う約束をしていたので 迎えにいった車の中で CD4という値の意味を再度説明して 自分が71だったことを伝えた。 僕と同様 ハルトもすごくビックリ…

検査結果 驚きの数値

初の専門外来受診は9時の予約であったが、さまざまな検査を受け、結果が出て再び診察室に呼ばれたのは13時半頃であった。 先生から、「意外でしたが・・・」と前置きをされて伝えられた私のCD4は 71 。 百の位を聞き漏らしたと思い、思わず数字を除き込んで…

初の受診〜感染症専門外来〜

保健所の無料検査でHIVと梅毒の陽性であると判明してから2週間ちょっと、保健所を通じて予約をしてもらっていた、地域のHIV/エイズ治療の拠点となっている病院にて初めて受診をした。 大規模な総合病院で研究機関としての機能も備えているそうだ。 今日まで…

病気と治療の基礎知識

HIVや梅毒に関する情報はインターネットにたくさん載っている 僕の場合はたまたま話を聞かせてくれる当事者が2人もいて 基礎知識はある程度得られたと思う。 ハルト自身も色々と調べていてくれたらしく、ハルトから教えてもらったこともある。 で、まとめる…

恋人の性病検査 1度目

性病に感染した場合、それまでにセックスをした相手にも感染の可能性がある。 しかし性病によっては感染してから検査で検出できるようになるまでの潜伏期間が長いものがある。 HIVに関しては3ヶ月前以前の結果なのだという。梅毒はもう少し短いようだ。 今回…

近所の女友達への告知

恋人のハルトに告知したことで、随分と気持ちは楽になっていたけれど、もう一つ心にひっかっかっていたのが、近所で仲の良いキョウコさん。 HIV検査を受けたことを話してしまい、結果を言えずにいた人。 結果に触れないのもあらぬ不安を与えかねないと思い、…

新しい世界のはじまり

恋人のハルトに、HIV陽性を告知した翌朝、 休日だったのでいつものように朝食を用意して穏やかな1日が始まった。 でも、どうしたって昨日までとは違う。 何を変えなければいけないのか、、、そんなことを考えていた。 昼過ぎまでハルトと過ごす時間があるの…

恋人にHIV陽性を告知する

部屋にはソファがあり、ハルトには横に座ってもらった。とても顔を見て話せる気がしなかった。 「先週、保健所で無料検査を受けた話はしたよね?昨日結果を聞きに行ったんだけど、陽性だった。ゴメン。」 それを聞いたハルトは 「マジか・・・。辛かったよな…

恋人への告知に向けて

保健所でのHIV検査結果を聞いた翌日の夜は、もともとハルトと会う約束をしていた。 その翌日は仕事を休みにしていたので、私の家に泊まって過ごす予定であった。 本来ならとても楽しく待ち遠しい夜になっていたことだろう。 しかし私はハルトに最悪の告知を…

保健所からの電話・再び訪問~医療機関受診に向けて~

保健所でのHIV検査陽性告知を受けた翌朝は、ほとんど眠れなかったせいか、ぼんやりしていた。 HIVは免疫が下がる病気。なのに睡眠も食事もできないのでは、ますます免疫を下げてしまう。悪循環だ。 となぜか冷静に思い、出勤途中にコンビニに寄り、ゼリー飲…