障害者手帳が届く
市役所の障害福祉課に手帳交付の申請をして約1ヶ月であるが、障害者手帳が届いた。
コロナ禍ということでもあり、原則郵送でのやり取りになるそうで、ポストに届いていた。
親には一切病気のことを話していないので、郵便物に親が気づくとややこしいなとは思っていた。親と同居をしているわけではないが、訳あってほぼ毎日 家に来ている。(とはいえ顔を合わせるわけではないのだけど。。。)
幸い、何事もなく受け取ることができた。
早速中身を確認した。
HIV感染者は障害の種類でいうと
身体障害者 の 内部障害 という分類で 免疫機能障害 と位置付けられている。
免疫機能障害は、その状態によって障害が重い方より1級から4級まで4段階ある。
当初先生からは状況により 3級か4級の人が多いと言われていた。
ただし、私の場合はCD4の低さと生活の制限の状況から2級で申請するという説明を受けていた。
結果的に3級とかになったりするんだろうと思っていた。
言ってしまえば、継続的に超高額な医療費を補助してもらえる自立支援更生医療制度が利用できれば良い話である。それならば4級でも構わないわけである。
しかし私に交付された障害者手帳は 2級 であった。
同封されていた分厚い手引きを読みながら 交付されてからさらに市役所に申請をする必要がある手続きがあると分かり、そこから平日何日間かを様々な手続きに費やし、何とかゴールデンウィーク中に必要な手続きを終えることができた。
あとは次の受診の日に、障害者手帳や自立支援更生医療の書類、今回2級となったことや、細かく住居の状況などの条件が重なり、医療費受給者証の交付を受けることにもなった。
これも市役所の窓口の担当の方が非常に親切に丁寧に案内をしてくれたおかげだと思う。
当面、現在の治療を続けることとなると思うが、その上での金銭的な負担、不安が払拭されるというのはとてもありがたいことである。もちろんそれは元々は税金なので無邪気に喜ぶのもどうかと思うが、ありがたく制度を利用させていただこうと思う。