30代でゲイでHIVで

まずは自分の記録のため、いつかは人の役にたてると良いなと思います。

2度目の受診 抗HIV薬の処方

長いようであっという間に初回受診から4週間が経った。

この間、新型コロナ陽性者の濃厚接触者となり、1週間の自宅待機という少しヒヤリとすることがあったり、梅毒治療のために服用していたペニシリン系の抗生物質のアモキシシリンのアレルギー皮疹が出たりとヒヤっとする出来事はあったものの、ハルトと旅行に行ったり楽しく過ごした。

とはいえ、免疫が弱い体であるということは意識し、

生魚・生肉・生野菜を食べないようにした。

またお酒は以前に比べればぐっと控えた。微アル飲料なるものを試したりもした。

また腸内環境を良くするために、ビオフェルミンを3錠3食後に真面目に飲んだ。毎日腸まで届くというヨーグルト飲料を夜に飲んだ。加えて、梅毒治療の抗生物質ビブラマイシンを夕食後に1錠、アレルギー皮疹を鎮めるためのアレロックを朝夕食後に1錠ずつ飲むという新習慣は意外にもすんなりと受け入れられた。

 

何が効いたかは分からないけど、特に体調の変化はなく、むしろ常に下し気味であった腸の調子がすこぶるよく、肌もキレイになったりと体調が良くなったように思えるくらいだった。

 

そうして2度目の受診日を迎えた。

予約時間よりもずいぶん早く到着したけど、早く診察もしてくれた。

さらに科の受付をしてくれた看護師さんからは会うなり顔を見て「アレルギーひいたみたいで良かったですね!」と声をかけてくれた。

とても柔軟で柔らかく親切なこの病院の診療科への信頼と印象がいつも上がる。

 

診察では体調に変わりがないことを伝えつつ、障がい者手帳と自立支援更生医療の申請と並行し、その適用開始を待たずに自己負担(保険適用3割自己負担)で抗HIV薬服薬の治療を開始したい旨を主治医に伝えた。

1日1錠を毎日飲むが1錠の薬価が約7,000円。自己負担は1日約2,000円。その期間はスムーズにこの後の手続きが済んでも2か月以上かかる。しかも途中でやめることはできない。という説明を改めて受けた。以前にも言われた内容なので分かってはいたものの経済的な不安に一瞬怯んだが、一刻も早く病気の進行を止めたかったし、自分の暮らす自治体の仕事に期待することにし、治療を開始することにした。

 

そのあと社会福祉士による公的な支援制度を受けるための制度や申請の仕組みなどの説明を受けるための面談をした。ここでは特に新たな情報はなかった。

 

次に、薬剤師による薬の説明のための面談となった。今回処方された薬はビクタルビ配合錠。サイズも以前に比べると小さくなり、副作用も減ったそうだ。
HIVウィルスに対してどのような働きをするのかについても詳しく説明してくれたので非常に分かりやすかった。薬についてはまた改めて別で記述したいと思う。
なおこの薬剤師との面談の中で、4週間前の自分のHIVウィルス量を流れで聞くことになった。37,700コピー/mlというものだった。何となく思ったよりも少ないという印象を持った。

 

最後に臨床心理士との面談で、ストレスチェックのようなテストも受け、現在の状況や今後心理的に影響を与えそうなことなどについてざっくばらんに話をした。

 

帰る前に採血をした。今回は3本くらいだったと思う。毎回結果を聞いて帰るものだと思ったのでちょっと残念だった。次回からは結果を聞けないか聞いてみようと思った。
ただし、1-2週間後に役所に申請するための診断書を受け取りにくるので、その時に2回分の採血結果は分かるので今日のところはこれで終了となった。

 

今回は院内処方となった。院内処方といっても30錠のボトルを1本渡されるだけである。服薬は毎朝飲むと決めたので、この翌日から飲むこととした。

 

なお今回のお会計は67,840円!

まぁ覚悟はしていたが・・・ カード払いにしたのでマイルが少したまった。